障がい者就労継続支援A型事業
森のパン工房ほっぺ
パン・クッキー作業はともに、大まかな1日の流れはあるものの、注文数やその日の工房内人数によって任される仕事やその量も変わってきます。自分の作業さえ終わればそれでよし・・・ではなく、周りにも目を配り助け合う気持ちや自分からどんどん仕事を見つける積極性が求められる共同作業の場となっています。
パン工房の仕事
注文の集計作業
ご予約頂いたパンの集計作業をします。ここで出された集計をもとに、翌日のパンの仕込みを行います。とても大切な作業です。
前日準備、生地出し
集計した予約数をもとに、パンの前日準備を行います。パンの数を出し間違えないよう確認し、焼き上がりを想定して生地がくっつきすぎないように並べます。
前日準備 パン成分表シール貼り
明日の注文数だけパン袋にシールを貼ります。袋のサイズやパンの種類を間違えないよう確認作業を忘れません。
パン焼き作業中
朝6時に職員が出勤。前日に準備したパンを焼き始めます。パンの数にもよりますが、毎日2人から3人の職員でパンを焼きています。
パンの袋詰めの様子
厨房道具洗いの様子
鉄板洗いの様子
8時45分、朝会を終えたスタッフが焼きあがったパンの袋詰めや仕分け、鉄板洗い、道具洗いの業務に入ります。夏は暑くて大変ですが、安全で美味しいパンをお届けするため、白衣にマスク姿、手袋をして頑張っています。
パンの配達へ
注文先への仕分け・検品が済んだら配達へ出かけます。食パン注文がある場合は、焼き上がりの時間の関係から午後の配達になります。
パン耳ラスク作り
このパン耳のラスクづくりは、パン製造工程でそのほとんどをA型事業雇用者であるスタッフにお任せする作業です。自分が作ったラスクが商品として販売される・・・スタッフの自信とやる気に繋がります。
工房内清掃
午前のパンが配達へ出た後、午後の前日準備がすべて終了した後、1日2回工房内の清掃をします。どこよりもきれいな厨房を目指して毎日欠かさず行います。
イベント販売
ほっぺでは、各種イベントにてパン・クッキー販売をしています。直接お客様と接することができる場として、スタッフ・職員一同とても楽しみにしています。郡内さまざまなイベントに参加させていただいています。
ほっぺ第二工場 米粉クッキーこころん 作成作業
材料を量る
1日に約5キロの生地を作るため、それに必要なたくさんの材料を量ります。大きな塊の材料を細かくしたりと、実は大変な肉体労働なんです。
材料を混ぜる
機会を使って材料を混ぜ込みます。材料はすべてを一度に入れ混ぜるのではなく、少しづつ加えていくため、根気がいる作業です。
寝かせる
出来上がった生地を、決められた重さに小分けしラップで包んで冷蔵庫で休ませ、その後冷凍庫へ移動し寝かせます。
型抜き作業 焼き上げ作業
冷凍庫から出した生地を、機械を通し均一の厚さに伸ばし、片貫をします。焼くときは毎回平均数百枚以上を型抜きし焼き上げます。根気と力の要る作業です。
クッキーの袋詰め
焼き上がったクッキーを十分に冷まし、一つ一つ丁寧に袋詰めします。決まった向きに揃え、割れないように慎重に行います。
クッキーの密閉作業
作業直前に袋の中に乾燥剤を入れ、クッキーの密閉をします。作業の際に袋にしわができていると密閉にはならず、空気が入ってしまうので繊細さと手先の器用さが求められる作業です。
成分表シール貼り
密閉作業が済んだクッキーは、賞味期限・成分表などの外付けシールを貼り付け、商品として完成させます。
福祉事業所内受託清掃
町内の2つの福祉事業所より受託して、清掃業務を行っています。
日筒は法人内事業所で、事業所内の清掃を5つの工程に分け、5名のスタッフでそれぞれの場所を担当して行っています。各清掃場所ごとに作業手順カードを持ち、決められた流れに沿って「隅々まできれいにする」を目標に取り組んでいます。
もう一つは上松町社協デイサービスセンターで、清掃や洗濯畳み、シーツ交換などを行っています。
どちらの事業所も、利用者の方に気持ち良く生活していただけるよう日々頑張っています。
洗濯物畳み
福祉事業所で生活されている方のたくさんの洗濯物を畳んでいます。一般家庭ではありえない寮の洗濯物ですが、誰の服かを確認し丁寧に畳み、それぞれの居室まで届けます。
玄関掃除
正面玄関の掃除の様子。委託先の福祉事業所の顔ともいえる玄関です。中で生活されている方はもちろん、外からいらしたお客様にも気持ちよく利用していただくため、朝一番にお掃除しています。
お風呂掃除
特殊浴槽の掃除の様子。隣にはさらに大きな一般浴槽があり、そちらも合わせてお掃除しています。広いお触れで大変ですが、隅々までを心がけ磨いています。
トイレ掃除
障害者用トイレの掃除の様子。感染症予防対策のため、使い捨てのキャップにマスク、腕抜き、手袋、エプロンをして行います。夏場は暑くて大変ですが喜んで生活してもらえるよう頑張ってます。
食堂掃除
広い広い食堂なので、3人で協力して行います。朝食後の午前と、昼食後の午後と毎日2回掃除しています。食べこぼし等の汚れが残ってしまわないよう、机の下の確認も忘れません。
ピッカピカ
「まじめに思いやりを持って、しっかりと」委託先の皆さんに喜んでいただけるのが、私たちの一番の喜びです。
洗濯畳み
上松町社協デイサービスセンターでの受託業務の様子。事業所内の清掃や洗濯畳み、シーツ交換などを行っています。お年寄りの笑顔や「ありがとう」の一言がうれしくて頑張っています。
企業内託児(キッズルームひまわり)
朝7時半に開所し、8時からの始業に合わせ順次お子様の受け入れをします。受け入れ定員は最大5名までとし、夕方6時までを基本に残業などのある場合には夜8時までの延長保育を行っています。
お昼休みには、ご家族とお子様との親子ふれあいの場を設け楽しんでもらっています。また、託児だよりや連絡帳を通して、お子様の成長の様子や保育内容をお知らせし、ともに成長を喜び合えるようにしております。
就労支援
ワークステーションすてっぷでは、一般就労を目指すスタッフの「働く」に向けた、一人ひとりの個性に合わせた就労支援を行っています。
①基本的労働習慣の習得
働くために必要な社会人としてのマナーやルールの確立を支援します。
・挨拶をきちんとする。
・時間を守る。
・社会人としての身だしなみ。
・規則正しい生活。
・報告、連絡、相談ができる。
②定期的な個別面談の実施
定期的な個別面談でスタッフの思いを知り、その思いの実現に向け「今何が必要なのか」「どんな課題があるのか」をともに考え、共有します。
③企業見学の実施
各関係機関と連携し企業見学を実施します。「働く」をより身近なものとして捉え、様々な職種の仕事を知ることで興味の幅を広げ就労への意識を高めます。
④実習の実施
総合支援センターともに・ハローワーク等と連携し、企業実習を実施しています。実際の職場で「働く」を体験し、就労への意識を高めるとともに、就労に向けた課題を本人や家族・支援者が共有し、今後の取り組みに活かしていきます。
また、就業を前提とした実習では、就労後の課題を企業、本人、支援者で共有し、就労後の支援の具体的な計画(ジョブコーチ支援など)を企業へ提案できるようにします。
⑤ハローワーク訪問
ハローワークに求職者登録をし、担当者との情報交換や求人情報の確認を行います。
⑥就職後の定着支援
就職後6か月間定期的に職場を訪問し、本人の様子や職場からの要望・課題をお伺いする中で、必要があれば他の支援機関と協力し支援を行います。