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令和6年はじまりにあたって

【新しい理念】【新しい事業】

 令和6年度が始まりました。
 法人として、転換期を迎えています。
 その一つは新理念のもとで法人が運営されていくことであり、
 もう一つは新しい大きな事業が始まったことです。

法人の理念 ~「あってよかった」をすべての人に~

 今日からこの新しい理念の下で法人運営が始まります。理念は法人の存在の根幹をなすものであり、私たちの目標、役割を具現化するものです。各施設は法人の理念に沿った形で運営がされることになりますので、当然法人の理念と施設の理念は密接に関連することになります。今後は各施設の役割を明確にし、施設ごとの特色を出しながら横(他事業所)の連携も強化した運営となることを願っています。


 施設間のつながりも理念からつながっていきましょう。

 もう一つは養護老人ホーム「木曽寮」の運営が始まったことです。新木曽寮は公設民営(木曽広域連合で建物を建て、それを指定管理で社会福祉法人が運営)です。養護老人ホームは特別養護老人ホーム(介護保険施設)とは違い、高齢生活困窮者の方も含むセーフティーネットの役割をもった措置費施設であり利用契約施設ではありません。NPO法人や営利法人(民間会社)では運営が認められていない事業で、行政か社会福祉法人しか運営できない事業なのです。この大変な事業を引き受けるということは法人の社会貢献事業の一つとしての位置づけにもなります。また、養護老人ホームを運営することで、これまで行ってこなかった介護保険事業も一体的におこなうことになります。具体的には居宅介護支援事業(ケアプラン作成事業)と訪問介護支援事業(ヘルパー派遣事業)です。当面は木曽寮利用者さんで介護認定を受けている方を対象に事業を行います。

 当法人は8年前に木曽広域連合の中に「木曽寮あり方検討委員会」が発足した時から委員に加わり今日に至っています。特に場所の選定にあたっては障がい者と高齢者の共生社会の実現を前提として上松荘に隣接して建設することになりました。これで子どもから高齢者・障がい者まで幅広いサービスを展開できる体制が整いました。これこそが法人の理念 「あってよかった」をすべての人に を具現化したものであり、人によっては幼児期から高齢期まで一生に渡ってサービスを利用することができるようになります。当法人には療育、訓練、教育、相談、就労、支援、介護を一体的に提供できるサービス体系が整いました。今後はどう連携させていくかです。この課題をクリアしないと利用のし易さと、サービスの効率をアップさせることはできません。当然その核となる施設や場所も必要になりますが、サービスの拠点となる機能が集まっているこの荻原の地は、ねざめ学園まで含めると今後木曽の福祉ゾーンとしての機能を果たす可能性を秘めているのではないかと思っています。

 最後になりますが、当法人も今年度から職員数も170名余りとなり、予算規模も10億円を超す大きな社会福祉法人となりました。全国の社会福祉法人の上位10%以内に入ります。当然地域から期待される役割も大きくなりますし、社会的使命も大きくなります。今後法人機能を円滑に機能させていくには事業の継続化=BCPが必須であり、困っているときには互いに助け合うシステムが必要です。このためには職員一人一人がレベルアップし、どこの事業所でも活躍できるようになることが求められます。現状職員交流の少なさは当法人の一番弱いところでもあります。昨年から職員交流事業を始めていますが、今年度はもう少し広く展開していきたいと考えています。

 以上、職員の皆様のご理解とご協力をお願いして私の新年度を迎えての挨拶といたします。

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