お知らせ
令和5年はじまりにあたって
令和5年度が始まりました。
皆様も気持ちを新たにしていることと存じます。新しく採用になった職員の皆様も緊張していることかと思いますが、これから宜しくお願い致します。
さて、ここ数年は新型コロナウイルス感染症に翻弄されてきましたが、これからはwithコロナで共存しながらの時代になります。経済活動も社会活動も活発化してくる中、法人としてもこれまでの教訓を生かしながら事業を継続する体制を整備しなくてはなりません。BCP(事業継続計画)ともいいますが、私たちの事業所がないと困る人たちが大勢います。私たちが担ってきた社会的使命もあります。今年度はBCPに基づくいくつかの新たな取り組みの年とします。
1番目は法人の理念についてです。
法人の新しい理念が3月の理事会で決まりました。理念は国でいえば憲法にあたります。法人の根幹をなすものであり法人の進むべき方向性を示します。今回新しい理念を考えるにあたっては法人の上層部で決めるのではなく、職員公募の中で自主的に参加していただいた7名の皆様に考えていただきました。先ずはお礼を申し上げます。60年間の法人の歴史の中で地域に果たしてきた役割、法人が目指してきたこと等を織り込んでいただいたのが後から披露される新しい理念です。今後はこの新しい法人の理念に基づいて、施設ごとの理念や基本方針を作り直していただく作業が必要となります。その時にはトップの人たちだけで決めるのではなく、職員全員で議論しながら決めていただくと、施設の理念が職員に周知され、役割や方向性も理解されると思っています。
2番目は職員間の交流を始める年とします。
冒頭でも述べましたが、今後感染症・災害等で施設の業務が立ち行かなくなることも想定されます。困っている施設に職員を派遣しようとしても、その施設のことを何も知らない職員を送っても足手まといになってしまうかもしれません。即戦力にはなれないということです。コロナ渦で得た教訓は助け合える体制を早急につくらなくてはならないということです。そのためには職員の交流が必要となります。これまで職員間の交流が遅々として進まなかったのは、法人の歴史の中で異動を積極的に行ってこなかった経緯があるためです。職員の中には恐怖心や違和感が強く拒否感があるのも事実であり、「異動」という言葉に負の感情を抱いてしまっています。この負の感情を取り除くため今年度から職員交流を始めます。先ずは他事業所を数日体験することから始めたいと思っています。具体的な内容はワーキンググループ等で練っていただきます。
3番目は「養護老人ホーム木曽寮」の運営を始めるための準備の年です。
皆様もご存じの通り令和6年4月から木曽寮の運営が始まります。このことは単に1つの施設運営が追加されるだけのことではありません。法人がこれまで関わってこなかった高齢者事業を行うことで、法人が目指している「ゆりかごから墓場まで」の事業展開が可能となります。人によっては幼児期から高齢でお亡くなりになるまでの一生涯を支援することがあるかもしません。このことこそが法人が求める理念の神髄でもあります。しっかり準備をして行きたいと思っています。
最後になりますが、当法人も令和6年度からは予算規模でみると全国で10%以内に入る大きな社会福祉法人となります。当然地域から期待される役割も大きくなりますし、社会的使命も大きくなります。職員一人一人が法人の理念を共有し、1つの方向に向かっていかないと法人は成長することも生き残ることもできません。法人は今年61年目を迎えます。今年度は100年に向かって事業が継続できる足固めをする年にしたいと考えています。職員の皆様も一丸となって取り組んでまいりましょう。
以上、新年度を迎えて私からの挨拶といたします。